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アースなあの人:パレスチナに自由を!四国八十八ケ寺1200km巡礼 泊潤安さん その3

2018/06/26(火)

6月3日
「パレスチナの占領に苦しむ人々が救われるように、世界が平和になるように、四国八十八ケ寺、1200kmを巡礼します!」
という思いで巡礼しているアースキャラバンスタッフ、泊潤安(とまり・しゅんや)さんの現地レポートを抜粋して掲載していきます。リアルタイムで動画など含めてご覧になりたい方は、FBページをフォローして頂けたら幸いです。
また、ご声援、コメント、ご寄付など頂けると大変励みになりますので何とぞご協力のほどよろしくお願い致します。
高知市内の34番札所、種間寺までやって来ました。寺の境内に通夜堂(つやどう)という建物があり、無料で宿泊させていただくことができました。テント無し野宿だと蚊とか人とか気になって寝られないので非常に助かります。
夜通し勤行する訳ではないですが、英語オンリーの2人の外国人の中で、指圧もさせていただき、なかなか修行になります。まさかお遍路で英語がこんなにも重要だとは思ってませんでした…
 
車で運んでくれるお接待もあり、困った時には助け舟を与えてくれる地元の人がいます。昔からそうだからって言っていました。自分たちの変わりに巡礼してくれているという認識があるんだそうです。
お寺で経文をあげ熱心にお祈りしたり、お遍路さんが来て話しをするのを待つ人もいます。
キリスト教徒だからと言って寺で参拝はせずに、景色や歩くこと、食べることを楽しみに歩いている外国人もいます。
 
四国は、お遍路という文化により、他に対して寛容で他を受け入れることが出来ているのかもしれません。
 
外国人が言っていました。「日本人はフレンドリーじゃない…」と。
歩いていて感じます。相手から明るく声をかけてもらったら、どれだけ嬉しいかを。別に何かをしてもらわなくても、お互いを気遣って話をするだけでも元気になるのです。

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