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映画「BE FREE!」感想(H29.8.20中野)

2017/09/01(金)
上映会に来て頂いただけでなく、感想文にもご協力頂いた皆様、ありがとうございました。(長文の場合、適宜省略させて頂く場合があります。悪しからずご了承下さい。)
 
T.Y.さん
「BE FREE!」を見るまで、パレスチナのことやイスラエルのことを本やニュースでしか知ることはできなかったけど、こういうドキュメンタリー映画を見てみて知ったこともあった。
漠然とした平和への意識から、勇気ある意識へと自分を変えていかなければならないと思った。そのために必要な実力を身につけることが今の僕には大切で、将来人々に貢献できるようになるためにも、努力をしていきます。
 
A.T.さん
一昨日、高橋美香さんのTwitterでこの映画の上映とトークショーがあるのを知り、駆けつけました。高橋さんがTwitterでしばしばパレスチナの友人たち(少年)が射殺されたとか、あちらの厳しい事情を報告して下さり、それを読んでは心を傷めていました。そんな厳しい現実の中で笑顔を示していた人々…。
エルサレムが1km四方の中に3つの宗教の聖地がある光景を見られたこと。分離壁と入植地とパレスチナ居住地の現実の映像を見られたこと。これらの間接体験がとてもよかったです。授業でも生徒に見せたいなと思います。
 
N.W.さん
フランス留学中、イスラム系フランス人達の差別を垣間見たことをきっかけに大学でアラビア語とパレスチナ問題を少しずつ勉強しました。今回の上映で感じたことは、私はイスラエルを知らなすぎるということでした。パレスチナ人が受けた被害について学ぶことに偏っていた。パレスチナの“普通の市民”について知ることと並行して、イスラエルの“普通の市民”について知ることも怠ってはいけないと思いました。そして、日本から武器輸出が始まってしまった以上、いよいよ、知らないふりはできないことを切に感じています。
 
K.I.さん
冒頭の「自分たちを正義だと思っているから、加害者がいない」というのが、印象に残りました。ひょっとしたら知らない間に自分も加害者になっているのではないかと反省させられました。普段、映画の中で語られているような問題について考えることもなく、いわゆる平和に過ごしてきたので、今日見たことをどう受けとめたらいいのかわからないというのが正直な感想です。
ですが、私たちと同じ普通の人たちが苦しんでいる状況があるのだなということはリアルに感じました。
 
R.I.さん
今日は貴重な映画「BE FREE!」を見させて頂き、本当にありがとうございました。映画を見ている間は何度も鳥肌が立ちました。なぜなら、自分の中にあったステレオタイプがいくつも崩れ、世界の人々は自分が思っていた以上に希望に満ちあふれていることに気づいたからです。
最も印象的だったシーンは世間で敵同士と見なされているイスラエルとパレスチナの中でも、互いに共存することを希望に日々行動し続けている人がいるということでした。
いくら相手に攻撃されようと、非難されようと、その相手を信じ、思いやる姿にとても感動しました。政府や軍などで権力を持った少数の人たちが、他の多数の人々のもつ希望の光を消し去ろうとする現実に、自分の中で“怒り”に近い感情が込み上がってきました。「自分は将来困っている人たちの力にならなければならない」という使命を自覚しました。
この映画で学んだことは自分の中だけでなく、みんなにシェアしていこうと思います。僕はまだ17歳の高校生ですが、今の自分にできることをしっかりと実践していき、必ず世界を平和にするという強い心意気を持ってがんばっていこうと思いました。改めてありがとうございました。
 
M.O.さん
イスラエルから受けたパレスチナの被害の実態をたくさんの映像から知ることができたのは大きな収穫でした。
冒頭部分、イベントに来ていたパレスチナ人男性が、「命を失ったのではなくて、存在を失った」と自国の存在の小ささを憂いているシーンがありましたが、他者を認知しないことがテリトリーの侵害を生むという点で真理を突いていると思いました。
個人的には、人間は常に変化する生き物で、同じ個体でも他者を受け入れて大切にしたり、平和を願ったりすることもあれば、反対に、憎んだり、壁を作ったり、侵略したりすることもあると思っています。
だれもが傷つけられてばかりではなく、きっかけがあれば他者を傷つける立場にもなってしまう可能性がある。
この作品で描かれていたシーンの多くは、そんな人間の内面そのものです。平和を望む心情は、今パレスチナ人を攻めているイスラエル兵士の心の中にも、おそらくあると思います。
銃や手榴弾を楽器やペンに持ち替える瞬間を描いたシーンではなく、“今は傷つける気が全然ない人”が平和を求めるシーンがほとんどだったのが少し残念でしたが、そこまで映画にたよってしまうのではなく、自分でも調べたり探したりしようと思います。
 
M.N.さん
 
主な感想は狭間上映会でも述べさせて頂きましたが、とにかく相変わらず続く、いや、より残酷さを増しているイスラエル軍の所業とパレスチナの人々の素顔、そして両者で共存の試みが既に始まっていた事など。
原爆の残り火の由来、意味、山本達雄さんという方の心境の変化を語られていた梶川さんの想いがよく伝わってくる良い導入でした。 生命、宗教、戦争と平和について改めて考えさせられる啓発の多い作品だったと思います。
もし第2弾をお作りになられることがあれば、より経済的な側面からの戦争の本質と富を独占したがる者たちの存在などの事を、もっともっと加えて欲しいなと思いました。 私にたいした力は何もありませんが、微力ながらもこの映画を広めていくお手伝い、多少なりともできればと思います。
あと、この映画にはたくさんの人と宗教が出てきますね。 資料としても、なにかまとまったものがあると記憶に残せて良いなと思いました。
 
福原美紀さん
 
ピースサイクリングに参加させて頂くシャンティつくばの福原美紀です。
イベント前に映画を見れて、本当に良かったです。
当日はみんなで楽しく「原爆の残り火」をつなげていけたらと思います。
映画をみていて、自分が今やっている事とすごくかぶりました。
障害がある人とない人の世界を一つにしていきたい。それが私の願いです。
 
 「壁をぶち壊していきたい」
 
同じ想いで今後も活動をしていきたいです。

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