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支援先から:ガイ・レポート 2017/12

2018/01/15(月)
イスラエル人でありながら、パレスチナ人の人権を守る活動を続ける「タユーシュ・グループ」に、現在、NPOアースキャラバンの有志で月$250の支援を行っています。
 
タユーシュ・グループのリーダー、ガイ・ヒルセフェルドさんから、レポートが届きました。(昨年末に届いたレポートです。)
皆さま、こんにちは!
  
皆さまのご支援のおかげで、ヨルダン渓谷での活動を続けることができています。実際のところ、イスラエルの政治状況とヨルダン渓谷は、悪化の一途をたどっています。
  
ただ、このところイスラエル軍による大規模なパレスチナ人家屋の破壊はありません。(小規模なものはありますが)しかしイスラエルは、5つの村に政府家屋破壊の命令を下してしまいました。
  
これに対して私たちは、イスラエル軍に暴力で抵抗するのではなく、法的措置を取って家屋破壊からコミュニティを守ろうとしています。
  
またそれによって、イスラエルによる家屋破壊を遅らせることができると信じています。私は、5つの村が結束を強められるように、精一杯頑張ります。
  
先日、イスラエル政府は、スシヤ村の1/3を破壊することを決定しました。
しかし幸いスシヤ村は、心ある海外の人たちから、かなり支援を受けています。それによってイスラエル政府がスシヤ村の破壊を止めることを、私は強く期待しています。
 
最近私はヨルダン渓谷のイスラエル評議会から、イスラエル兵に対する名誉棄損の罪で訴える、と脅されました。しかしどうにか、彼らの魔の手から逃がれることができました。(少なくともしばらくの間は、、、)
 
また、東エルサレムでのイスラエル軍によるパレスチナ人家屋破壊に対する抗議活動では、警官に襲われました。ひどく地面に叩き付けられたため、頭に深い傷を負ってしまいました。
 
さらに、私と私の家族に対する生活上の脅迫も受けています。しかし、これらは警察に記録されています。
 
最後に明るい話を書きますね。
私はヨルダン渓谷にコミュニティセンターを建てる計画を始めました。そこを私たちがやっている活動の拠点にし、瞑想のワークショップ、その他地元住民や活動家たちに役立つイベントを行うために使いたいと思っています。
 
どんな感じになるのかを確かめるため、先週、ヨルダン渓谷にあるコミュニティサービスと一緒に、ひそかに瞑想的なことをやってみました。皆の反応は、ものすごくポジティブでした。
 
この体験で、”このプロジェクトは目的を明確にしつつ進めていけば、必ずうまくいく”と確信することができました。ベツレヘムの人たちも、一緒に手伝ってくれる、と思っています。
  
またすぐに近況をお伝えします。
アラー、インシャラー(”神さまにお任せ!”)
皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。ありがとうございます。
  
ガイ・ヒルシェフィールド
イスラエル人・人権活動家団体/タユーシュのリーダー

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